歩行器は、歩行の補助や転倒予防に役立つ福祉用具です。
しかし、形やサイズ、機能の違いが多く、初めて選ぶと「どれを選べばいいのか迷う」という声もよく聞きます。
今回は、歩行器を購入する前に押さえておきたい3つのポイントをまとめました。これを知っておくと、買ってから「思ったより使いにくい」「部屋に置けなかった」といった後悔を避けられます。
ポイント1|サイズと設置スペースを確認する
歩行器を選ぶとき、まず確認したいのは設置スペースです。
家庭の通路幅や家具の配置に合わないと、使いにくくなり、転倒リスクも増えてしまいます。
目安としては:
- 折りたたみ可能か、組み立て後の幅や奥行きを確認する
- 通路幅は少なくとも60〜70cm以上あると安心
- 段差やカーペット、マットの厚さも考慮する
実際に購入前に、歩行器を置く場所を測ってみることが重要です。
専門相談員に部屋を見てもらい、最適なサイズを選ぶのもおすすめです。
ポイント2|使用者の体格や身体状況に合わせる
歩行器は同じ形でも、使用者の体格や歩行能力によって使いやすさが変わります。
高さやハンドルの握りやすさは、歩行の安定性に直結します。
チェックしたいポイント:
- 握る位置で肘が軽く曲がる高さになっているか
- 体重をかけてもぐらつかない安定感があるか
- 体重や筋力に合った材質・フレームの強度か
また、座れるタイプの歩行器を選ぶと、休憩しやすく疲れにくい場合があります。
使用者に合わせて、実際に握ったり押してみることが大切です。
ポイント3|機能や付加設備を確認する
歩行器にはシンプルなものから、ブレーキ付き、カゴ付き、座面付きなどさまざまな機能があります。
「便利そう」と思っても、実際の使いやすさは使う環境で変わります。
選ぶ際に考えたいこと:
- 必要な機能だけを優先する(不要な機能は逆に操作を複雑にすることも)
- ブレーキの操作が簡単か、握力に合っているか
- 荷物入れや座面は本当に必要か
- 折りたたみや持ち運びのしやすさを確認
福祉用具専門相談員に相談すれば、生活動線や使い方に合った歩行器を提案してもらえます。
見た目だけで選ぶより、実際の使用感を重視することが後悔を防ぐポイントです。
まとめ|3つのポイントを押さえて後悔を防ぐ
歩行器を選ぶときに大切なのは、次の3つです。
- 設置スペースに合ったサイズを選ぶ
- 使用者の体格や身体状況に合わせる
- 必要な機能だけを確認して選ぶ
これらを意識するだけで、購入後の「思ったより使いにくい」という後悔を減らせます。
初めて歩行器を使うときは、必ず試してみること、そして福祉用具専門相談員に相談することをおすすめします。
小さな準備と確認で、歩行器は安心で便利なサポート道具になります。


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