車いす生活で最も注意したいのが、段差や移乗の場面です。
ちょっとした段差や移乗のミスで、転倒や怪我につながることがあります。
今回は、車いすでの段差・移乗の注意点をまとめました。
ポイント1|段差は事前に確認する
車いすで移動する際、段差やスロープは大きな障害になります。
家庭内や外出先で段差がある場合、事前に高さや幅を確認しておくことが大切です。
- 室内の敷居や段差、カーペットの厚みを把握する
- 屋外では玄関の段差や歩道の高さをチェック
- 段差が高い場合は、スロープや段差プレートの使用を検討
段差がある場所を把握するだけでも、移動時の不安を減らすことができます。
ポイント2|段差の乗り越え方を確認する
段差を安全に通過するには、車いすのタイプや段差の高さに応じた方法があります。
- 自走用車いすの場合、前輪を少し持ち上げて段差に入る
- 介助用車いすの場合、介助者が前輪・後輪を支えながら段差を超える
- 段差が高い場合は、必ず介助者と一緒に操作する
無理に一人で乗り越えようとすると転倒のリスクが高まります。
最初は低い段差やスロープで練習し、感覚をつかんでから本番に臨むと安心です。
ポイント3|移乗の基本と注意点
車いすからベッドや椅子に移る「移乗」も、慣れないうちは戸惑いやすい動作です。
- 移乗先の高さと車いすの座面の高さを合わせる
- ブレーキを確実にかける
- 足や身体の向きを安定させてから移る
- 必要であれば滑り止めマットや介助ベルトを活用
移乗は毎日の動作です。
最初に安全なやり方を身につけることで、転倒や負担を大きく減らせます。
ポイント4|小さな工夫で安全性を高める
段差や移乗時の安全性は、ちょっとした工夫でぐっと高まります。
- 車いすの通路はできるだけ広く、物を置かない
- 段差やマットの縁に色やテープで目印をつける
- 移乗は毎回同じ動作を心がけ、習慣化する
- 介助が必要な場合は、声かけや手順を事前に確認しておく
こうした工夫で、毎日の移動が安心でスムーズになります。
まとめ|段差と移乗は準備と練習が命
車いす生活で注意すべきポイントは次の4つです。
- 段差の位置と高さを事前に確認する
- 段差の乗り越え方を車いすのタイプに合わせて確認する
- 移乗は高さ合わせ・ブレーキ・姿勢を意識する
- 小さな工夫で安全性を高める
段差や移乗は事故につながりやすい動作ですが、事前の準備と練習、少しの工夫で安全に行えます。
初めての段差や移乗は、必ず介助者と一緒に練習して安心感を持って生活を始めましょう。


コメント