トイレは日常生活の中でも毎日使う場所です。
高齢者や介護が必要な方にとっては、立ち座りの動作が負担になることもあります。
そこで役立つのが、トイレ用手すりや補高便座です。
今回は、トイレ用手すりや補高便座を選ぶ際に押さえておきたいポイントをまとめました。
事前に確認しておくことで、「買ったけど使いにくい」「立ち座りが不安」という後悔を防げます。
ポイント1|便座の高さを確認する
一般的なトイレ便座の高さは約38~42cmです。
高齢者や膝・腰に不安のある方は、少し高めの便座のほうが立ち座りが楽になります。
- 便座が低い場合は、補高便座で高さを調整する
- 座ったときに膝が90度くらいに曲がる高さが目安
- 座面の安定性や滑りにくさも確認する
補高便座は簡単に取り付けられるタイプも多く、既存の便座を交換する必要がない場合もあります。
事前に便器の形状やサイズに合うか確認しておくことが大切です。
ポイント2|手すりの設置場所と高さを考える
手すりの設置位置によって、立ち座りのしやすさが大きく変わります。
手すりは体の支えになる重要な道具なので、正しい位置に設置することがポイントです。
- 座ったときに肘が軽く曲がる高さが理想
- 前方・横・L字型など、使用者の動きに合わせて形状を選ぶ
- 壁の強度や取り付けネジの位置を確認する
- 浴室同様、転倒リスクを減らすために滑り止めや安定性もチェック
福祉用具専門相談員に相談すると、部屋のレイアウトや動線に合わせた最適な位置を提案してもらえます。
ポイント3|安全性と使いやすさを優先する
手すりや補高便座は見た目や価格よりも、安全性と使いやすさを最優先に選ぶことが大切です。
- 手すりの耐荷重や固定方法を確認する
- 補高便座は滑りにくく、しっかり固定できるタイプを選ぶ
- 座面が広く安定感のある形状か確認する
- 介助が必要な場合は、介助しやすい位置や形状か考慮する
入浴や移動と同じように、最初は使い方を家族や介助者と一緒に練習しておくと安心です。
まとめ|立ち座りを楽に、安全にするポイント
トイレ用手すりや補高便座を選ぶときに大切なのは次の3つです。
- 便座の高さを確認して補高便座で調整する
- 手すりの設置位置や形状を体に合わせて決める
- 安全性と使いやすさを優先して選ぶ
これらを押さえて選ぶことで、毎日の立ち座りが安全で楽になります。
購入前に実際に座ったり、福祉用具専門相談員に相談したりすることで、より安心して使えるトイレ環境を整えられます。


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